覆面★レビュー


[15] No.15 「彼と彼女と夏の雨」  Name:覆面☆レビュア Date:2008/06/21(土) 00:30 [ 返信 ]
OLの彼女には同棲し始めた愛する彼がいた。
しかし浮気性の彼はそうはいかなかった。
その彼が急におとなしくなった時、彼女は……

http://ncode.syosetu.com/n4975e/16.html


[28] RE:No.15 「彼と彼女と夏の雨」  Name:りりー Date:2008/06/21(土) 02:41
読み返すと、「彼女」の狂気がより一層伝わってくる。
途中までは、月9のような恋愛話かと思っていたが後半で一気にその空気をぶち壊してくれた。(良い意味で)

ただ、結末にああいうものを持ってくるなら、もう少し狂気を滲み出させても良かったかもしれない。
5000字を超えそうだったから、足早な展開になったのだろうと勝手に予想している。
もし本当にそうなら、この筆者は文章力や構成力が一定のレベルを満たした、安心感の持てる書き手である。


[50] RE:No.15 「彼と彼女と夏の雨」  Name:G3 Date:2008/06/21(土) 10:42
こーいうネタが好きな私としては最後のネタ晴らしでニヤリとさせてもらいました。
しかし、少し狂気の具合が弱かった感じもします。
間の些細な日常的なものをもう少し薄め、彼女の彼への愛情をより克明に描写して頂けていれば、もっと私好みであったと思います。


[78] RE:No.15 「彼と彼女と夏の雨」  Name:夜明け前の猫 Date:2008/06/21(土) 18:06
冒頭でおやっと思ったのもつかの間、いたって普通の日常が展開されて読み進めて、最後でやられました。怖いですね、愛情って。もしかしたら一番狂気に近い感情なのかもしれません。愛しているから、一緒にいる。その通りなのですが、読み直してその奥に存在する狂気に怖気が走りました。ただ、少し一文節一文節がだれてしまっているように思えてしまったのが残念でした。じめじめする暑さを冷やしてくれるような作品でした。

[96] RE:No.15 「彼と彼女と夏の雨」  Name:覆面☆レビュア Date:2008/06/22(日) 02:11
途中からフラグ立ったのは気づいたものの、読まされてしまいました。淡々と日常が語られる中から自然と見え隠れする異常さ。前半の文末表現が似通いすぎていて冗長感が否めませんでしたが、最後まで読み進めれば良いほうに転じたのかも。

[116] RE:No.15 「彼と彼女と夏の雨」  Name:クロス・マリアン Date:2008/06/23(月) 08:45
「行ってくるから」
 という挨拶にも答えない彼。親のすねをかじる甘ったれた根性の彼。何よりも、浮気性の彼というキャラクターに不快感を覚える冒頭部分。
「こんなヤツの何処がいいんだ?」
 と完全に『恋愛小説読書モード』で読み進めていました。
 ……ヤられましたね、ラスト。そうか、そういう事だったのか、と。
 昨今のご時世を省みてしまいました。ありふれた日常に潜んでいる狂気を感じる物語、『愛』と『憎』は一対という事を感じさせる作品でした。


[131] RE:No.15 「彼と彼女と夏の雨」  Name:覆面☆レビュア Date:2008/06/25(水) 17:29
あらすじを読まなかったせいなのか、自分が恋愛ものに親しんでないせいなのか、「行ってくるから」の辺りで現在の彼の状況を察してしまった。そのため、もう少しピリ辛な要素がどこかに欲しかった気がした。50レスのG3さんが仰ってるように、日常描写を若干減らし、そのぶん狂気じみた愛情を潜ませていけば、読み応えがあったと思う。文章に関して気になったのは、読みやすい文章と読みにくい文章が混在していたこと。たまに長文すぎたり、重複表現があったり…という一文が入り込み、それまでの読みやすかったテンポを崩している。だが長文でも読みやすい一文はあったりするので、長さが問題なのではないと思う。句読点を駆使してみたらいいと思った。

[158] RE:No.15 「彼と彼女と夏の雨」  Name:覆面★作文屋 Date:2008/06/27(金) 22:18
131のれびゅあ様と同じく、
「誰かがいる温かみ」があるはずなのに「静まり返る室内」でおちがみえてしまいますた(;´Д`)
がっちゅ、淡々と進む展開、潜める狂気がはしはしに滲み出るとこは作文屋も興奮しますた(*´∀`*)
死後一週間なのでつね。醸す盛りでありまつ(゜−゜i)
血は平気なのでつが、腐敗臭は苦手な作文屋。見事におぇっぷさしちいただきますた( ´゜ё゜;)泣きまつ…
それだけ作品に入り込んでしまいまつた(。´д`;)




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