覆面★レビュー


[16] No.16 「つゆひめおに―桃太郎異説―」  Name:覆面☆レビュア Date:2008/06/21(土) 00:30 [ 返信 ]
昔話・桃太郎に出てくる姫を視点にした、全く別物の話。
ちなみにタイトルは言葉遊びです。

http://ncode.syosetu.com/n4975e/17.html


[32] RE:No.16 「つゆひめおに―桃太郎異説―」  Name:覆面☆レビュア Date:2008/06/21(土) 03:36
骨太で無駄のない描写が気持ちよく、読み進むのが楽しかったです。
言葉遊びとされるタイトルには、ふふーん、なるほど、ニヤリとさせられました。
テーマである雨の絡め方は、ちょっと薄かったでしょうか。
ですが、最後に一言いわせてください。
鬼、かっこいいよ、鬼!!


[49] RE:No.16 「つゆひめおに―桃太郎異説―」  Name:G3 Date:2008/06/21(土) 10:38
桃太郎に姫なんか出てきましたっけか?などと思いましたが、まぁ、それは蛇足としまして。
鬼を善なるものとして、本当は人間が強欲で罪深いというネタは結構ありふれていますので、新しさはあまり感じませんでした。
私も雨のイメージはあまり感じませんでした。


[59] RE:No.16 「つゆひめおに―桃太郎異説―」  Name:レビュざえもん Date:2008/06/21(土) 13:04
和風ファンタジーを想起させる世界観にマッチした、過不足ない描写力が見事。ただテーマである雨の描写が少なすぎるため、ラストの一文が強引に感じられたのが残念でした。
ストーリーもどこか見覚えのあるものだが、規定文字数に無理なく収めた構成力には拍手を送りたい。


[87] RE:No.16 「つゆひめおに―桃太郎異説―」  Name:夜明け前の猫 Date:2008/06/21(土) 18:14
新しい切り口の昔話でしたね。なんだか辛くなる。姫が鬼ヶ島で生活を始めるようになってからは本当に最後が見えてしまって切なかったです。そんなこの作品ですが、先が読めているのにしっかりと読むことが出来るお話でとても驚きました。力のある文章だったと思います。憎しみは強く心の奥底に焼きついてしまうものです。梅雨にも消えない殺意がなくなるということは決してないのだろうなと思いました。

[91] RE:No.16 「つゆひめおに―桃太郎異説―」  Name:覆面☆レビュア Date:2008/06/21(土) 23:57
言葉遊びがわからないよorz
でも面白かった。前述と被りますが、鬼かっこいいよ!鬼萌!
さらに前述と被りますが、雨、かんけーねぇ!


[117] RE:No.16 「つゆひめおに―桃太郎異説―」  Name:クロス・マリアン Date:2008/06/23(月) 09:01
 粗筋の『言葉遊び』、取り上げた題材が『桃太郎』、勝手にコメディという先入観で読み始めたらとんでもなかった。
 姫の心情と雨が絡み合い、冒頭の十二単や髪を重くさせる雨、雨を全く感じさせない鬼ヶ島での暮らしという梅雨の晴れ間、梅雨明け間近の豪雨を思わせる桃太郎への憎悪の雨。
 そんな解釈で読み進むと、桃奇襲の際は小雨よりも血を洗い流す様な豪雨の表現の方がよかったかな、と。
 鬼の嫁になりたかったなぁ…(呟)。

 覆面を外した暁には、是非言葉遊びの内訳を教えて欲しいと切望する「わからない人・その2」でした。orz


[132] RE:No.16 「つゆひめおに―桃太郎異説―」  Name:覆面☆レビュア Date:2008/06/25(水) 18:05
個人的には大変読みやすい作品だった。くどい描写もないし、情報が足りない部分もない。一応歴史ものになるのだろうが、それ特有の小難しい表現はないので、そういった心構えがなくても抵抗なく読める。桃太郎が「危ないところでしたね」と爽やかに決め込んだところでは、こちらもムカッ腹が立った。露姫同様に血が逆流する感じを味わえたのは、そこまで上手く誘導してもらえたからと思う。奪い合うことが鬼を生むという、本物の昔話にあってもおかしくない「教訓」のようなものを含んだお話と解釈した。

雨に関しては確かに印象が薄いと感じた。桃太郎が襲来した時点では小雨が降っているが、これは最終シーンまで降っているのだろうか。多分降っていると推測はできるものの、読者は読んでいるうちにちょっとした情報は忘れてしまうので、雨が降っていることをところどころで解らせたほうが良かったかもしれない。鬼が露姫のもとへ襲来したときは、それが上手くできていたのになぁ…と惜しく思った。最後の一文を引き立てるためには、冒頭シーンもさることながら最終シーンでの降雨が効果的と思う。


[159] RE:No.16 「つゆひめおに―桃太郎異説―」  Name:覆面★作文屋 Date:2008/06/27(金) 22:37
元々は歴史系のかたではないのでせうか、時折単語表現が現代的になるのれ、作文屋、ちと寂しい気分になりますた(´・ω・`)
しかすぃながらキャラクタァの際立ちはぴかいちでありまして、不肖作文屋も鬼萌えさしちいただきますた(*´∀`*)

すきすぐるので、あえていわせていただきますと、露姫が契りを厭んで自害を図ろうとなさったにも関わらず、殿方によって幸せを貰ってしまうところにおいおい露姫よと思ってしまいまつた(;´Д`)
無為に生きていた露姫にお仕事なり、生きがいなりをあたえてくだすった鬼に愛を傾ける展開のほうが作文屋なっとくいたすところでつ(´・ω・`)

最後にゆわせていただきまつが、
萌え……大変おいしゅうございますた(*´д`*)ノシ




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